精選版 日本国語大辞典 「猿癋見」の意味・読み・例文・類語 さる‐べしみ【猿癋見】 〘 名詞 〙 能面の一つ。演能の最後である切能(きりのう)物に出る妖怪変化などを表わす面。両くちびるを強くむすび、魁偉な相貌をしている。普通は「猿飛出」をかけるが、宝生流ではこの面を「鵺(ぬえ)」の後ジテにかけることがある。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例