猿遣(読み)さるつかい

精選版 日本国語大辞典 「猿遣」の意味・読み・例文・類語

さる‐つかい‥つかひ【猿遣】

  1. 〘 名詞 〙 猿にいろいろの芸をしこんで、見世物にしたり、家の門口に立って金品をもらったりすること。また、その人。猿飼。猿まわし。猿ひき。
    1. [初出の実例]「男留守之時、其家江座頭、商人、舞々、猿楽、猿遣、諸勧進此類、或雖為親類、男一切立入停止也」(出典:長宗我部氏掟書(1596)三四条)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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