猿飼(読み)さるかい

精選版 日本国語大辞典 「猿飼」の意味・読み・例文・類語

さる‐かい‥かひ【猿飼】

  1. 〘 名詞 〙 猿に種々の芸を教えこみ、これを演じさせて金銭をもらうこと。また、その人。縁起物の一つとして正月に多く回った。猿舞だけでなく、猿は馬の病気を防ぐという俗信から、厩の祓も行なった。猿引き
    1. [初出の実例]「次広時猿飼姿に出立、ゑ袋を腰に付猿を作舞す。其風情天骨也」(出典:看聞御記‐応永二三年(1416)三月七日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む