獣の奏者

デジタル大辞泉プラス 「獣の奏者」の解説

獣の奏者

上橋菜穂子による児童文学作品。全4巻および外伝からなる。第1巻「闘蛇(とうだ)編」および第2巻「王獣編」は、2006年刊行。続く「探求編」「完結編」は2009年刊行。2010年刊行の『獣の奏者 外伝 刹那』をもって作品完結。リョザ神王国という架空の王国を舞台に、神聖視される獣「王獣」と心を通わせることのできる少女エリンが、その力ゆえに王国の争いに巻き込まれていく運命を描いたファンタジー。2008年より、武本糸会の作画により漫画化。2009年にはNHK教育テレビにて、「獣の奏者エリン」の題名でアニメが放映された(全50話)。本作や「精霊の守り人」などのファンタジー小説が評価され、著者は2014年、国際アンデルセン賞を受賞。

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