上橋菜穂子(読み)ウエハシナホコ

デジタル大辞泉 「上橋菜穂子」の意味・読み・例文・類語

うえはし‐なほこ〔うへはし‐〕【上橋菜穂子】

[1962~ ]児童文学作家・小説家東京の生まれ。平成元年(1989)「精霊の木」で作家デビュー。異世界舞台にした冒険ファンタジー小説「精霊のり人」で野間児童文芸賞新人賞を受賞同作続編が書き継がれ、守り人シリーズとして人気を博した。平成26年(2014)国際アンデルセン賞(作家賞)を受賞。平成27年(2015)には「鹿の王」で本屋大賞を受賞した。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上橋菜穂子」の解説

上橋菜穂子 うえはし-なほこ

1962- 昭和後期-平成時代の文化人類学者,小説家,児童文学者。
昭和37年7月15日生まれ。川村学園女子大講師をへて教授,平成24年特任教授。平成元年「精霊の木」で児童文学作家としてデビュー。8年「精霊の守り人」で野間児童文芸新人賞。15年「神の守人 来訪編」「神の守人 帰還編」で小学館児童出版文化賞。16年「狐笛のかなた」で野間児童文芸賞。26年児童文学では最高の賞とされる国際アンデルセン賞の作家賞を受賞。文化人類学の観点から独自のファンタジーを生み出す。作品に「守り人」シリーズ,「獣の奏者」シリーズなど。27年「鹿の王」で日本医療小説大賞,本屋大賞。父は洋画家・上橋薫。東京都出身。立教大卒。

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