獣商売(読み)けだものしょうばい

精選版 日本国語大辞典 「獣商売」の意味・読み・例文・類語

けだもの‐しょうばい‥シャウバイ【獣商売】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 獣の肉を売る職業獣屋(けだものや)
  3. 人として恥ずべき職業。遊女屋高利貸しなどについて用いられる。
    1. [初出の実例]「殊には居る所が獣商売(ケダモノシャウバイ)。悪い水にゃア染(しみ)やすく、けふまでグズグズして居やした所」(出典当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙一九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 シミ

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android