獣身(読み)ジュウシン

デジタル大辞泉 「獣身」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐しん〔ジウ‐〕【獣身】

けもののような姿。また、けもののようなたくましいからだ。
「先ず―を成して後に人心を養う」〈福沢福翁自伝
首から下がけものの形をしていること。「人面獣身像」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「獣身」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐しんジウ‥【獣身】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 獣のようなからだ。獣のように逞しいからだ。また、獣のような心をもったからだ。
    1. [初出の実例]「昔聖人は獣身而人心、今人は人面而獣心ぞと評したぞ」(出典:史記抄(1477)三)
  3. 首から下が獣の姿をしていること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android