玄江院(読み)げんこういん

日本歴史地名大系 「玄江院」の解説

玄江院
げんこういん

[現在地名]小諸市耳取 古城

曹洞宗鷹取山玄江院、本尊釈迦如来。耳取みみとり城跡の境域にある古刹

寺伝によれば僧玄帛が文正元年(一四六六)白合しらあい地籍に一宇を建て天竜山万福まんぷく寺と号したのを初めとする。その後弘治年中(一五五五―五八)耳取城主大井政継が万福寺を現在地に移し、自らの法号をもって玄江院とし、その地名をとって鷹取山と称し、代々庇護した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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