玄賓僧都(読み)げんぴんそうず

精選版 日本国語大辞典 「玄賓僧都」の意味・読み・例文・類語

げんぴん‐そうず‥ソウヅ【玄賓僧都】

  1. 〘 名詞 〙 案山子(かかし)をいう。案山子は僧玄賓案出によるとも、粗衣をまとった姿が隠棲、放浪した玄賓に似るからともいわれ、また「続古今集‐一六〇八」に「山田守る僧都の身こそあはれなれ秋果てぬれば問ふ人もなし〈僧都玄賓〉」とあるのによるともいう。げんぴん。
    1. [初出の実例]「けんひん僧都なけなしを引剥がれ」(出典:雑俳・柳多留‐一八(1783))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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