玉沢村(読み)たまざわむら

日本歴史地名大系 「玉沢村」の解説

玉沢村
たまざわむら

[現在地名]三島市玉沢

明治九年(一八七六)成立の村。箱根はこね山西麓の山裾に立地し、西は竹倉たけくら村。夏梅木なつめぎ川の源流となる沢地に集落がある。寛永二年(一六二五)の徳川秀忠寺領寄付朱印状(久能山東照宮文書)に「玉沢之内」とみえ、法華寺(妙法華寺)が当地に敷地を与えられている。当地はもと大木沢と称したが、同寺の日産が幕府に請い寄進を受けたといわれる。地名次代の日達が改名したと伝える(三島市誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android