玉清水村(読み)たましみずむら

日本歴史地名大系 「玉清水村」の解説

玉清水村
たましみずむら

[現在地名]青森市戸山とやま

沢山さわやま村の南にある山間小村

村名は寛文四年(一六六四)の高辻帳にみえず、貞享元年(一六八四)の郷村帳にあり、この間の開村と思われる。同四年の検地帳には、田畑屋敷合せて一町一畝一九歩、村高六・三七六石とあるが、田は下々田九畝二七歩のみで、畑も下畑・下々畑のみである。ほかに「分米難付土地」として畑七三町六反三畝六歩、「末々田畑可致開発場所」として田畑地四町四反五畝二〇歩、および草山七一ヵ所一一一町九反八畝一三歩が記され、開村間もない時点の状況を示すといえよう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android