玉火(読み)たまび

精選版 日本国語大辞典 「玉火」の意味・読み・例文・類語

たま‐び【玉火】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 打ち上げ花火美称。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「見たき身もあこがれ出る玉火かな〈政孝〉」(出典:俳諧・一本草(1669)四)
  3. 人魂(ひとだま)
    1. [初出の実例]「橋本狐川のわたりに、見なれぬ玉火(タマビ)の出しと里人の語りし」(出典浮世草子・西鶴諸国はなし(1685)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む