玉藻刈る(読み)タマモカル

デジタル大辞泉 「玉藻刈る」の意味・読み・例文・類語

たまも‐かる【玉藻刈る】

[枕]
藻を刈る情景から、海辺地名敏馬みぬめ」「処女をとめ」「辛荷からに」などにかかる。
「―敏馬みぬめを過ぎて夏草野島の崎に舟近付きぬ」〈・二五〇〉
沖にかかる。
「―沖辺は漕がじ」〈・七二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android