精選版 日本国語大辞典 「王は十善、神は九善」の意味・読み・例文・類語 おう【王】 は 十善(じゅうぜん)、神(かみ)は九善(くぜん) 前世に十善の徳を積んだ者は、その果報で現世に国王となり、前世で九善を積んだ者は、現世で神になる意。王の位は神よりもすぐれているの意にいう。[初出の実例]「王は十ぜむ神は九ぜむ、九ぜむの神の神事を十ぜむの御みとして、つとめさせ給へば、いよいよ五すいおもふなりさふ」(出典:幸若・烏帽子折(室町末‐近世初)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例