王縉(読み)おうしん(その他表記)Wang Jin; Wang Chin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「王縉」の意味・わかりやすい解説

王縉
おうしん
Wang Jin; Wang Chin

[生]久視1(700)?
[没]建中2(781)
中国,唐の宰相山西の人。字は夏卿。詩人王維の弟で,王維とともに文名が高かった。安史の乱のとき李光弼 (りこうひつ) に協力して活躍した。乱後,東都留守,河東節度使など多くの要職を歴任して宰相となったが,熱心な仏教徒で寺院建立に巨費を使うなど奢侈に流れ,この頃私腹を肥やしていた権臣元載の仲間であった。のちその罪に連座し左遷された。

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