珊瑚礁地形(読み)サンゴしょうちけい

最新 地学事典 「珊瑚礁地形」の解説

サンゴしょうちけい
珊瑚礁地形

coral reef topography

造礁サンゴを主とする生物が,成長とともに生成する炭酸カルシウムを堆積させ,海面付近まで達した防波構造を有する生物地形。サンゴ礁の形態はその規模と形状によって,礁原と陸の間に広く深い礁湖を有する堡礁ほしよう,中央に陸地をもたず広く深い礁湖とそれを取り巻く礁原からなる環礁,陸地と礁原の間に浅い礁湖(礁池)を有する裾礁きよしように加え,卓礁離礁エプロン礁などに分類される。これらのサンゴ礁地形は,外洋側に急傾斜する櫛の歯状の縁溝─縁脚系が発達する礁斜面と,海面近くである一定の水深を保つ礁原に区分される。さらに,礁原は外洋側から波が当たる礁縁,礁嶺や洲島の高まり,穏やかに傾斜する内側礁原,一定の深さをもつ礁湖および浅礁湖(礁池)の小地形に細分される。これらの小地形は波浪が押し寄せる外洋側から陸側に並行な帯状の地形帯を形成する。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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