fringing reef
島の海岸に礁湖を欠いて密着するサンゴ礁。岸礁とも。海岸全体または相当の長さ海岸に沿って連続的に発達する。礁原の幅は砂浜の存在する緩斜面や風浪のあまり強くない所で広く,100mに達する場合もある。海崖や風浪の強い所,海水の濁りやすい所では狭い。礁の内側は海藻の発育する場,中帯は砂礫が被覆し最も低く,外縁は石灰藻の発育の旺盛な所で最も高い。
執筆者:茂木 昭夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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…サンゴ礁地形の平面形や断面形は,場所ごとの生態的条件,海底地形の条件とともに,それ以上に後述する第四紀の海水準変化と海水温度変化によって決められている。この結果サンゴ礁は,エプロン礁apron reef,裾礁fringing reef,堡礁barrier reef,環礁atoll,卓礁table reef,離礁patch reefに大別される(図1)。各タイプの分類規準となる地形要素は礁湖の有無や深度,堤状をなす礁外縁が低潮位面にほぼ一致した平たん部すなわち礁原reef flatの連続性の程度,外洋側の礁斜面の基底部の深度および陸棚の幅に対する礁全体の幅の相対的な位置,このほかに中央島の有無などである。…
※「裾礁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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