コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

堡礁 ほしょうbarrier reef

翻訳|barrier reef

5件 の用語解説(堡礁の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

堡礁
ほしょう
barrier reef

サンゴ礁ともいう。海岸からやや離れた沖合いに存在するサンゴ礁。基盤陸地の沈降または海面の上昇によって裾礁 (きょしょう) が変化したもの。沈降によって海岸線は陸側に移動するが,サンゴは上方にのみ成長するので両者は分離し,間に礁湖が形成される。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

デジタル大辞泉の解説

ほ‐しょう〔‐セウ〕【×堡礁】

島や陸地から少し離れて、海岸に平行して発達した珊瑚(さんご)礁。岸との間に、礁湖とよばれる潟(かた)がある。バリアリーフ。→グレートバリアリーフ

出典|小学館
デジタル大辞泉について | 情報 凡例

百科事典マイペディアの解説

堡礁【ほしょう】

陸地との間に,ある幅(数百m〜数km)の礁湖(ラグーン)と呼ばれる水域を隔てて礁が存在するサンゴ礁。陸地が島の場合,中央に島を抱いた環状を呈することが多い。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
百科事典マイペディアについて | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

堡礁
ほしょう

火山などの岩島との間に礁湖とよばれる水域をもつ環状のサンゴ礁。ダーウィンによると、熱帯地方の火山島の周囲には、サンゴ礁が形成されるが、火山島がゆっくりと沈降するにつれて、サンゴが上方に成長し続け、その結果堡礁が形成されるという。またデーリーによると、後氷期の世界的な海面の上昇によっても堡礁が形成されるという。堡礁の形態は環状のもののほか、大陸に沿って細長いリボン状の平面形を示すものもある。また、断面形は非対称的な特性を示す。礁湖の水深は80メートル以下で一般に浅く、サンゴ質の小突起による微起伏がある程度で緩やかである。堡礁面は海面に近い平坦(へいたん)な面で、満潮時に海水に覆われることもある。堡礁の沖側は急斜して水深が数千メートルの深海に達している。大陸に接した堡礁の事例としては、オーストラリア東岸の大堡礁(グレート・バリア・リーフ)があげられる。ニュー・カレドニア諸島、フィジー諸島などにもみられる。また、チモール海、スンダ海の陸棚には、通常の堡礁のほかに沈水堡礁が認められる。[豊島吉則]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内の堡礁の言及

【サンゴ礁(珊瑚礁)】より

…サンゴ礁地形の平面形や断面形は,場所ごとの生態的条件,海底地形の条件とともに,それ以上に後述する第四紀の海水準変化と海水温度変化によって決められている。この結果サンゴ礁は,エプロン礁apron reef,裾礁fringing reef,堡礁barrier reef,環礁atoll,卓礁table reef,離礁patch reefに大別される(図1)。各タイプの分類規準となる地形要素は礁湖の有無や深度,堤状をなす礁外縁が低潮位面にほぼ一致した平たん部すなわち礁原reef flatの連続性の程度,外洋側の礁斜面の基底部の深度および陸棚の幅に対する礁全体の幅の相対的な位置,このほかに中央島の有無などである。…

※「堡礁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

稀勢の里寛

1986- 平成時代の力士。昭和61年7月3日生まれ。中学卒で鳴戸部屋に入門し,平成14年3月初土俵。16年5月新十両,同年11月には18歳4ヵ月で新入幕をはたす。18年7月新三役小結,21年3月新関...

続きを読む

コトバンク for iPhone