班女が閨(読み)ハンジョガネヤ

デジタル大辞泉 「班女が閨」の意味・読み・例文・類語

班女はんじょねや

班婕妤はんしょうよが帝の愛を失ったとき、わが身をもはや不用となった秋の扇にたとえて詩を作ったという「怨歌行」の故事から》男に捨てられた女の寝室。→秋の扇

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「班女が閨」の意味・読み・例文・類語

はんじょ【班女】 が 閨(ねや)

(「文選‐怨歌行」の班婕妤の故事から) 男にすてられた女のねや。
歌謡・松の葉(1703)二・源五しう「雪の肌になれなれ、馴るるははんじょがねやのとねやのと」

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