デジタル大辞泉 「現の夢」の意味・読み・例文・類語 うつつ‐の‐ゆめ【▽現の夢】 夢のようにはかない現実。多く男女の逢い引きのはかなさをいう。「逢ふと見て覚めにしよりもはかなきは―の名残なりけり」〈俊成卿女集〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「現の夢」の意味・読み・例文・類語 うつつ【現】 の 夢(ゆめ) 夢ではないかと思われるような、はかない現実。主に、男女の夢のような逢瀬(おうせ)をいう。[初出の実例]「さぞ歎く恋をするがのうつの山うつつのゆめのまたし見えねば」(出典:拾遺愚草(1216‐33頃)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例