逢瀬(読み)オウセ

デジタル大辞泉 「逢瀬」の意味・読み・例文・類語

おう‐せ〔あふ‐〕【×逢瀬】

会う時。特に、愛し合う男女がひそかに会う機会。「たまさか逢瀬を楽しむ」
[類語]あいびき密会忍び逢いランデブーデート

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「逢瀬」の意味・読み・例文・類語

おう‐せあふ‥【逢瀬】

  1. 〘 名詞 〙 相会う時。会う機会。特に男女が会うことについていう。
    1. [初出の実例]「ふるさとのさほの河水けふも猶かくてあふせはうれしかりけり〈藤原冬嗣〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)雑二・一一八一)
    2. 「神の結びたまふ縁ならば、ついのあふせあるべし」(出典:読本・春雨物語(1808)死首のゑがほ)

あう‐せあふ‥【逢瀬】

  1. 〘 名詞 〙おうせ(逢瀬)

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