現存植生図(読み)げんぞんしょくせいず

日本大百科全書(ニッポニカ) 「現存植生図」の意味・わかりやすい解説

現存植生図
げんぞんしょくせいず

地域ごとに生育している植物の状態、集団、すなわち現存する植生を自然性の高い地域(気候帯別などの植物社会ごとの自然植生代償植生など)と土地利用的要素の強い地域(植林地と耕作地)に分類、表示した地図環境省により作成されている。縮尺は5万分の1。環境保全環境アセスメントに不可欠の情報となっている。植生調査報告書とともに都道府県別セットとして発行されている。

[五條英司]

『宮脇昭他編『日本植生便覧』改訂新版(1994・至文堂)』『東京都環境局編・刊『東京都現存植生図CD-ROM』(2001)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む