デジタル大辞泉 「現金問屋」の意味・読み・例文・類語 げんきん‐どんや【現金問屋】 小売業者などに対して、現金決済で商品を販売する卸売業者。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「現金問屋」の意味・わかりやすい解説 現金問屋げんきんどんやcash wholesaler 卸売商の一種。店舗に出向いて仕入れに来る小売商に対して,現金決済を前提に安値で商品を卸す問屋のこと。商品の配達も原則として行わず,買手の持帰り制とするものが多い。卸売商の販売部員が小売商に出向いて販売契約をし,配達すると同時に手形決済などをする場合に比べて,経営上の諸掛りが軽減,節約できるので,それだけ安く売ることができる。商品の種類によって適否があるが,衣類,雑貨,食品などが多い。原材料などではこういう方式が成立しにくい場合が多い。近年,物流の合理化や情報ネットワーク化の進展などにより,採算性が低い零細小売業が一般の卸売業との取引を停止され,現金問屋を利用するケースが増加しており,この要望にこたえる新タイプの現金問屋も出現している。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by