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卸売業 おろしうりぎょうwholesale business

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

卸売業
おろしうりぎょう
wholesale business

商品流通部門の重要な機能分野で,消費者に直接商品を販売する小売業以外の物品販売業をいう。生産者と小売業者,生産者と卸売業者,小売業者と卸売業者同士など複雑な取引関係にあるので,その形態や機能もさまざまであるが,一般的には需給の安定,価格の決定,金融の円滑化などの役割を果すものとされている。日本の卸売業の売上高は経済成長につれてめざましく伸びてきたが,労働力の不足や流通経路短縮化の要請,あるいは資本の流動的な動きによって業態そのものはめまぐるしく変化している。基本的には大型化,総合化,2次卸など中規模卸売業の減少,物的流通と商的取引 (取引流通) の分離,生産者資本の流入などの方向に激しく動いている。また情報化の進展を背景としてメーカー,卸売業,小売業および物流業の間の情報ネットワークが構築されつつあり,卸売業の業務内容が変質してきている。その中で商品販売企画 (マーチャンダイジング) 機能の重要性が高まり,中堅有力企業と中小企業との格差が広がってきている。 (→製品計画 )  

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デジタル大辞泉の解説

おろしうり‐ぎょう〔‐ゲフ〕【卸売業】

他者から購入した商品を、性質や形状を変えずに、他の事業者に販売する事業。また、その事業者。

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流通用語辞典の解説

卸売業

メーカーと小売業者との中間に介在し、商品の流通活動を担当する再販売業者で、中間卸売業、中間業者、卸問屋などとも呼ばれる。商品の保管、配送といった物的流通だけでなく、情報や金融などの商的流通においても重要な役割を果たしている。一方で、一次卸、二次卸といわれるように、流通経路が長く複雑であるという批判も強く、流通経路の合理化近代化が議論される際には、卸売業不要といった極端な意見が出されることもある。

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世界大百科事典内の卸売業の言及

【卸売】より

…卸売業者や小売業者など商業者,あるいは各種の業務用購入者に対する商品ないしはサービスの販売をいう。卸売という概念は,もともと小売に対応するものであり,小売が個人的に消費する最終消費者に対する販売であるのに対して,卸売は,最終消費者に対する販売以外のすべての販売を包括する概念であるといえる。…

※「卸売業」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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