球状触媒(読み)キュウジョウショクバイ

化学辞典 第2版 「球状触媒」の解説

球状触媒
キュウジョウショクバイ
spherical catalyst

球状に成形された触媒.加熱によりゲル化するゾル液滴を,加熱した不溶性液体中に滴下して球状のゲルとすることが多い.球状微粉体の場合は,加熱した空間にゾルを噴霧することによってつくられる.球状にすると機械的強度が高く,均質で,充填層にするときの充填密度が高くなる.また,流動しやすいため取り扱いやすい.流動触媒として,アルミナ,シリカゲル,シリカ-アルミナ,ゼオライトなどが商品化されている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む