球状触媒(読み)キュウジョウショクバイ

化学辞典 第2版 「球状触媒」の解説

球状触媒
キュウジョウショクバイ
spherical catalyst

球状に成形された触媒.加熱によりゲル化するゾル液滴を,加熱した不溶性液体中に滴下して球状のゲルとすることが多い.球状微粉体の場合は,加熱した空間にゾルを噴霧することによってつくられる.球状にすると機械的強度が高く,均質で,充填層にするときの充填密度が高くなる.また,流動しやすいため取り扱いやすい.流動触媒として,アルミナ,シリカゲル,シリカ-アルミナ,ゼオライトなどが商品化されている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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