理髪師(読み)リハツシ

精選版 日本国語大辞典 「理髪師」の意味・読み・例文・類語

りはつ‐し【理髪師】

  1. 〘 名詞 〙 理髪を職業とする人。床屋
    1. [初出の実例]「竹の葉をすごして下手の理髪師が虎まだらにぞはさむ五分苅」(出典:風俗画報‐一七六号(1898)詞林)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の理髪師の言及

【賤民】より

… この種の賤民には,賤役に従事するゆえに賤視されるものと,歴史的理由によって良民と区別されるものとがある。前者には娼妓,俳優,隷卒(役所にあって特定の賤役に従事する者),六色(冠婚葬祭の雑役に従事する者),理髪師などが,後者には楽戸,堕民(だみん),九姓漁戸,蛋(蜑)民(たんみん),寮民,棚民,丐戸(かいこ),伴当,世僕などが属する。楽戸は音曲歌舞を業とし,河北,山西,陝西に居住する。…

【床屋】より

…主として頭髪を刈ったり結うなどして整えたり,ひげをあたったりすることを生業とする職種およびその店,またそれに従事する人を指す語。前者は理髪店(所),理容店(所),散髪屋などと,後者は理髪師,理容師などとも称される。英語ではbarber(barber’s) shop,barberで,語源は〈ひげ〉を意味するラテン語barba。…

※「理髪師」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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