日本歴史地名大系 「琴平古墳」の解説 琴平古墳ことひらこふん 静岡県:富士市旧吉原市・鷹岡町地区中里村琴平古墳[現在地名]富士市中里 大塚道東愛鷹(あしたか)山南麓を開析する須津(すど)川の右岸縁辺にあり、西側を浅い谷に挟まれた幅数百メートルほどの小丘陵の末端中央部にある大型円墳。県指定史跡。周辺には後期古墳八二基が数えられている中里(なかざと)古墳群がある。また須津川を挟んで浅間(せんげん)古墳、赤淵(あかぶち)川を挟んで東坂(ひがしざか)古墳がある。昭和三〇年(一九五五)頃測量図が作製され、直径三一メートル・高さ五メートルの円墳とされた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by