琴筑(読み)きんちく

精選版 日本国語大辞典 「琴筑」の意味・読み・例文・類語

きん‐ちく【琴筑】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「筑」は、琴に似た楽器で、竹で弦を打ち鳴らす ) 琴と筑。また、それを演奏する音。
    1. [初出の実例]「山畳画図春雨巧、林調琴筑晩嵐幽」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)一〇・安楽寺聖廟望勝形〈源時綱〉)
    2. [その他の文献]〔張説‐再使蜀道詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android