精選版 日本国語大辞典 「瑞巖寺」の意味・読み・例文・類語 ずいがん‐じ【瑞巖寺】 宮城県宮城郡松島町にある臨済宗妙心寺派の寺。山号は青龍山。通称は松島寺。天長五年(八二八)慈覚大師円仁の開創。はじめは天台宗、のち、北条時頼が再興して臨済宗に改めた。慶長一四年(一六〇九)伊達政宗が現在の堂宇を造営して瑞巖円福禅寺と改称。本尊は中国伝来の胡銅聖観音。桃山式建築の本堂(もと方丈)、庫裡および回廊は伊達文化の代表作として知られ、ともに国宝。海岸に接する松島湾の小島に五大堂がある。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例