瑰奇(読み)かいき

精選版 日本国語大辞典 「瑰奇」の意味・読み・例文・類語

かい‐きクヮイ‥【瑰奇・瑰琦】

  1. 〘 名詞 〙 珍しく、かつすぐれていること。
    1. [初出の実例]「有工絶者。有秀朗者。優柔静遠、瑰奇贍麗、靡有」(出典日本詩史(1771)二)
    2. [その他の文献]〔韓愈‐燕喜亭記〕

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普及版 字通 「瑰奇」の読み・字形・画数・意味

【瑰奇】かい(くわい)き

珍しく立派。明・高啓〔楊陽に贈る〕詩 匣劍、未だ久しく埋もれず 錐(なうすい)已に先づ見(あら)はる 詞を吐けば實に瑰奇 讀む、心顫(ふる)はんと欲す

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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