普及版 字通 「瑰」の読み・字形・画数・意味


20画

(異体字)瑰
14画

[字音] カイ(クヮイ)・キ
[字訓] たま・すぐれる・めずらしい

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(かい)。〔説文一上に字を瑰に作り、鬼(き)声。「瑰なり。一に曰く、圜好(ゑんかう)なり」という。瑰には瑰、宝の字にはを用いる。

[訓義]
1. たま。
2. すぐれる、立派。
3. めずらしい。

[古辞書の訓]
名義抄 アヤシ・メグル/瑰 キララ・アヤシ 〔立〕 タマ・アヤシ語彙は瑰字条も参照。

[熟語]
姿


14画

[字音] カイ(クヮイ)
[字訓] たま・うつくしい

[説文解字]

[字形] 形声
声符は鬼(き)。〔説文〕一上に「瑰(まいくわい)なり」、また「一に曰く、圜好(ゑんかう)なり」という。

[訓義]
1. たま、たまの名、まいかい。
2. まるくて形がよい、うつくしい。
3. と通用し、すぐれる、めずらしい。

[古辞書の訓]
〔名義抄〕瑰 キララ・アヤシ

[熟語]
瑰異・瑰意・瑰瑰偉・瑰逸・瑰英瑰穎瑰怪瑰岸瑰奇・瑰・瑰瑰瓊瑰傑瑰譎・瑰才・瑰材・瑰姿瑰詞瑰鑠・瑰大瑰卓瑰特瑰博瑰富・瑰癖・瑰宝瑰望瑰落・瑰麗
[下接語]
瓊瑰・瑰・碧瑰・瑰・明瑰

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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