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環境デザイン かんきょうデザインenvironmental design

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

環境デザイン
かんきょうデザイン
environmental design

環境自体を人間の生存にとって望ましいかたちにするためのデザイン分野。1950年代に,アメリカ合衆国の大学における講座名として,この名称が使われるようになった。第2次世界大戦後の,自然に対する無理解な都市開発の失敗という反省のうえに立ち,1960年代初めにアメリカ建築家協会 AIAがアーバンデザイン委員会を設立し,1960年代半ばには『アーバンデザイン 町と都市の構成』(ポール・D.スプライレゲン)を出版。ある特定の空間だけでなく,自然環境に対する深い洞察と高度な技術やデザインという創造的行為とが巧みに連携することによって,調和のとれた都市環境が形成されるという考え方が提唱された。「都市デザイン」「都市環境デザイン」「景観まちづくり」はほぼ同義語。日本で大きな社会的潮流となったのは 1980年代になってからで,環境デザインを推進するために,1989年都市づくりパブリックデザインセンター,1991年都市環境デザイン会議 JUDIが設立された。建築家や工業デザイナーだけでなく,社会学や心理学などの専門家を加えた広範囲な協同作業が必要とされる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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