環状シロキサン(読み)カンジョウシロキサン

化学辞典 第2版 「環状シロキサン」の解説

環状シロキサン
カンジョウシロキサン
cyclosiloxane

シリコーンゴム原料として用いられる,Si-O結合の環をもつ環状化合物.オクタメチルテトラシロキサン(八員環)はジメチルジクロロシラン加水分解によって得られ,酸またはアルカリによって開環重合して高分子が得られる.この高分子に橋かけ反応を起こさせたものが,シリコーンゴムである.ヘキサメチルシクロトリシロキサン(六員環)はアニオン重合しやすく,単分散のリビングポリマーを生じることが発見され,この方面研究が盛んに行われている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む