瓜内村(読み)うりうちむら

日本歴史地名大系 「瓜内村」の解説

瓜内村
うりうちむら

[現在地名]浜松市瓜内町・南浅田みなみあさだ二丁目

三島みしま村の西、馬込まごめ川左岸に位置。永禄九年(一五六六)二月一〇日、徳川家康引間ひくま本領のうち「瓜内之郷五拾貫」などを江馬時成に与えている(「徳川家康判物写」紀伊国古文書所収藩中古文書)。天正一九年(一五九一)一一月二〇日の四拾七村惣高辻書上(横山家文書)では高二一六石余。松平忠頼領郷村帳では高二一八石余、田四町八反余・畑一七町余。慶長一五年(一六一〇)の水野重仲知行割帳では「うりうち村」として高二一八石余。領主変遷向宿むこうじゆく村と同じ。延宝五年(一六七七)の浜松町村家数高間尺帳では家数三五、うち役家三二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android