瓢箪苔(読み)ヒョウタンゴケ

デジタル大辞泉 「瓢箪苔」の意味・読み・例文・類語

ひょうたん‐ごけ〔ヘウタン‐〕【×××苔】

ヒョウタンゴケ科のコケ全体淡緑色で、湿地に群生する。高さ約1センチ。小さい葉がつく。茎の先から細い柄を出し、ひょうたん形の胞子嚢ほうしのうをつけ、熟すと褐色になる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「瓢箪苔」の意味・読み・例文・類語

ひょうたん‐ごけヘウタン‥【瓢箪苔】

  1. 〘 名詞 〙 蘚類ヒョウタンゴケ科のコケ。各地の低山地の湿った土上に群生するが、人家付近のアンモニア分の多い土に特によく生える。葉は卵状披針形で短い茎に密生する。雌雄同株初夏、高さ四~二〇センチメートルの蒴柄の先に、セイヨウナシ形で中央がややくびれた蒴胞を下向きにつける。植物学上の実験材料として広く利用されている。しめりひょうたんごけ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「瓢箪苔」の解説

瓢箪苔 (ヒョウタンゴケ)

学名Funaria hygrometrica
植物。ヒョウタンゴケ科のコケ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む