甕菜(読み)ようさい

精選版 日本国語大辞典 「甕菜」の意味・読み・例文・類語

よう‐さい【甕菜】

  1. 〘 名詞 〙 ヒルガオ科多年草。アジア熱帯地方の原産で、野菜として熱帯圏で広く栽培され、日本での栽培はまれ。葉は長楕円形で先がとがり、サツマイモに似る。秋、径五センチメートルほどの白または紅色のアサガオ形の花を開く。若芽、葉を日常の野菜として食す。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の甕菜の言及

【中国野菜】より

…フォンツァイタイ(紅菜苔)は茎や葉脈が赤紫色になり,とうを立たせて茎葉とつぼみを食べる。エンツァイ(甕菜)(イラスト)はヨウサイまたはカンコンともいい,ヒルガオ科のつる性野菜。インサイ(胡荽)は異名が多く,エンスイともいい,日本ではコエンドロという。…

※「甕菜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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