精選版 日本国語大辞典 「甘松香」の意味・読み・例文・類語 かんしょう‐こう‥カウ【甘松香】 〘 名詞 〙 オミナエシ科の多年草。ヒマラヤ地方原産。茎は高さ四~八センチメートル。葉は楕円形で、根生葉と一~二対の茎葉がある。花は小形で多数頂生する。根茎を乾燥したものは芳香があり、薬用、香料とする。かんしょう。かんぞ。[初出の実例]「甘松香九十六両」(出典:法隆寺伽藍縁起并流記資財帳‐天平一九年(747))[その他の文献]〔本草綱目‐草部・甘松香〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例