甘松香(読み)かんしょうこう

精選版 日本国語大辞典 「甘松香」の意味・読み・例文・類語

かんしょう‐こう‥カウ【甘松香】

  1. 〘 名詞 〙 オミナエシ科多年草。ヒマラヤ地方原産。茎は高さ四~八センチメートル。葉は楕円形で、根生葉と一~二対の茎葉がある。花は小形で多数頂生する。根茎を乾燥したものは芳香があり、薬用香料とする。かんしょう。かんぞ。
    1. [初出の実例]「甘松香九十六両」(出典:法隆寺伽藍縁起并流記資財帳‐天平一九年(747))
    2. [その他の文献]〔本草綱目‐草部・甘松香〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む