日本歴史地名大系 「甚兵衛新田」の解説 甚兵衛新田じんべえしんでん 千葉県:印旛郡本埜村甚兵衛新田[現在地名]本埜村甚兵衛押付(おしつけ)新田の東にある。笠神埜原(かさがみやわら)新田の一。甚兵衛という新田の請負人の名を付けたというが未詳。寛文一一年(一六七一)の国手形寺請状改書綴(吉植家文書)に笠神内立谷原新田とみえ、筆頭に甚兵衛の名が書かれた項が甚兵衛新田に該当するものと思われる。当時の百姓の数は甚兵衛以下九人で、武蔵国幸手領の出身者が七人と多い。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報