生しいたけ(読み)なましいたけ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「生しいたけ」の解説

生しいたけ[菌類]
なましいたけ

四国地方徳島県地域ブランド
主に小松島市徳島市・名西郡神山町・勝浦郡上勝町などでつくられている。徳島県では1989(平成元)年頃から全国に先立ち原木を使わない菌床栽培を取り入れ、年間を通じて生しいたけの収穫ができるようになった。現在ではその殆どが菌床栽培によって生産されている。肉厚で香り高い。生しいたけの生産量は全国トップクラス。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

世界大百科事典(旧版)内の生しいたけの言及

【シイタケ(椎茸)】より

…子実体の発生は春と秋に自然に発生させる自然栽培と,浸水,冷却,加湿などの刺激を与えることにより,時期を問わずに発生させる不時栽培とがある。キノコ【古川 久彦】
[調理]
 生シイタケ,干しシイタケとも,利用範囲の広い,すぐれた食品である。生シイタケは,蒸物,椀だね,てんぷら,なべ物,いため物などのほか,さっと火であぶってポンズしょうゆで食べたり,バター焼にしてもよい。…

※「生しいたけ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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