生れ返る(読み)ウマレカエル

デジタル大辞泉 「生れ返る」の意味・読み・例文・類語

うまれ‐かえ・る〔‐かへる〕【生(ま)れ返る】

[動ラ五(四)]死んだ者が新たな生命を得て、再びこの世に生まれてくる。
仏様のお蔭で先の子が―・ってきたと思いこんで」〈中勘助銀の匙

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「生れ返る」の意味・読み・例文・類語

うまれ‐かえ・る‥かへる【生返】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 死んでから新たな生命を得て、再びこの世に生まれてくる。
    1. [初出の実例]「のちの世にも、かかる仲にうまれかへらむ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)嵯峨院)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android