生世(読み)いきよ

精選版 日本国語大辞典 「生世」の意味・読み・例文・類語

いき‐よ【生世】

  1. 〘 名詞 〙 生きてこの世にある間。在世。この世。
    1. [初出の実例]「侍ざかりの御身をば埋れ木となすべきか。いきよの内に世に立て姫にも名有むこを取」(出典:浄瑠璃・用明天皇職人鑑(1705)二)

おい‐の‐よおひ‥【生世】

  1. 〘 名詞 〙 生きてきたこの世の中。人の世。現世。この世。
    1. [初出の実例]「水まさる淀のまこものおひの世にふかく物思ふ春にもあるかな」(出典:宇津保物語(970‐999頃)春日詣)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「生世」の読み・字形・画数・意味

【生世】せいせい

生まれる。

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