生世(読み)いきよ

精選版 日本国語大辞典 「生世」の意味・読み・例文・類語

いき‐よ【生世】

〘名〙 生きてこの世にある間。在世。この世。
浄瑠璃・用明天皇職人鑑(1705)二「侍ざかりの御身をば埋れ木となすべきか。いきよの内に世に立て姫にも名有むこを取」

おい‐の‐よ おひ‥【生世】

〘名〙 生きてきたこの世の中。人の世。現世。この世。
※宇津保(970‐999頃)春日詣「水まさる淀のまこものおひの世にふかく物思ふ春にもあるかな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「生世」の読み・字形・画数・意味

【生世】せいせい

生まれる。

字通「生」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android