生存期間帯(読み)せいぞんきかんたい

最新 地学事典 「生存期間帯」の解説

せいぞんきかんたい
生存期間帯

range zone

含まれる化石群のうち,一つないしいくつかの生物分類単位の層位学的生存期間中に堆積した地層を示す生層序学的な単元。生存帯とも。実際にはそれらの部分部分を,すなわちタイルゾーンを求め,それらを編集して一つの生存期間帯を描き出すので,理論的には完全な生存期間は得られないはずだが,対比などの実用上十分な精度で求められることが多い。国際層序学指針(ISSC, 1994)では生存期間帯を1)taxon-range zoneと2)concurrent-range zone(共存期間帯)に分けている。1)は特定の生物分類単位の化石が水平的ないし垂直的に出現する地層全体を示す生層序学的な単元で,その境界はその生物分類単位の出現と絶滅によって規定される。2)は二つ以上の特定の生物分類単位が同時に出現する地層の範囲に当たる。

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参照項目:共存期間帯

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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