精選版 日本国語大辞典 「生死同心」の意味・読み・例文・類語 しょうじ‐どうしんシャウジ‥【生死同心】 〘 名詞 〙 奈良時代の、借金の証文(借銭解)に多く用いられた語。「共にあって生きるも死ぬも同じ心」の意で連帯の債務関係を表わした語。[初出の実例]「謹解 申二請出挙銭一事、合銭二百四十文〈限二半倍一、質門田一段〉右件銭、秋時不レ過成而進上、謹解、〈略〉二人生死同心成而進上、謹申」(出典:正倉院文書‐天平勝宝二年(750)五月六日・出挙銭解) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例