日本歴史地名大系 「生洲川魚料理席跡」の解説 生洲川魚料理席跡いけすかわうおりようりせきあと 京都市:中京区銅駝学区西生洲町生洲川魚料理席跡[現在地名]中京区西生洲町西生洲町から南にかけて高瀬(たかせ)川筋の一帯には近世後期、生洲に川魚を飼い料理する店が多数繁盛した。なかには、座敷の中に生洲を設ける店もあり、鰻・鱧・鯉などが名物であった(拾遺都名所図会)。料理店には平長(高瀬四条上ル)・いけ吉(西石垣四条上ル)・柏宗(先斗町四条上ル)・田宗(西石垣四条下ル)などの生洲や、亀吉(先斗町四条上ル)・いけ亀(高瀬松原上ル町)などの川魚料理店があった(京都商人買物独案内)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by