生涯給与(読み)しょうがいきゅうよ(その他表記)lifetime income

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「生涯給与」の意味・わかりやすい解説

生涯給与
しょうがいきゅうよ
lifetime income

給与退職金および年金を合計したもので,個人の生涯において得られる賃金給与所得総額国家公務員と民間企業サラリーマンの生涯収入の格差を明らかにするために人事院が開発した概念である。さまざまな前提条件を定めた上で試算した結果によると,高卒の給与 (18歳から 59歳まで) は国家公務員が1億 8466万円 (1986年の推計) ,民間企業が1億 9070万円,退職金は 35年勤続で国家公務員が 1926万円,民間企業が 1919万円。年金は,60歳より 19年間受給したと仮定して国家公務員が 2528万円,民間企業が 2387万円となっている。合計すると高卒の生涯給与は,国家公務員が2億 2920万円,民間企業が2億 3376万円となる。

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