生物侵食(読み)せいぶつしんしょく

最新 地学事典 「生物侵食」の解説

せいぶつしんしょく
生物侵食

bioerosion

生物の直接的な働きにより固い基質が破壊されること。海洋では,軟体動物の穿孔貝による穿孔,巻貝類の歯舌による搔き削り,環形動物スピオ科多毛類,甲殻類尖胸上目ツボムシ類による貝殻やサンゴへの穿孔,棘皮動物タワシウニによる石質基質への穿孔,魚類ブダイ科による藻類摂食のためのサンゴの破壊など。藻類,菌類,バクテリアおよび穿孔性海綿などによる侵食も。陸上では,岩石の地衣類の代謝産物であるシュウ酸による腐食,間隙に侵入した植物の根の成長による破壊など。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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