生瓢(読み)なりひさご

精選版 日本国語大辞典 「生瓢」の意味・読み・例文・類語

なり‐ひさご【生瓢】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「なりひさこ」「なりびさこ」 )
  2. 植物ひょうたん(瓢箪)」の異名
    1. [初出の実例]「衣を赭うして、瓠(ナリヒサコ)を持ち、声を大にして、叫ぶこと得ず」(出典:大唐西域記長寛元年点(1163)一)
  3. 熟した瓢箪の実を二つに割って、杓子(しゃくし)にしたもの。
    1. [初出の実例]「春日神四座祭祭神料〈略〉匏(ナリヒサコ)四柄」(出典:延喜式(927)一)

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