生皮苧(読み)キビソ

関連語 名詞 シイ

精選版 日本国語大辞典 「生皮苧」の意味・読み・例文・類語

きび‐そ【生皮苧】

  1. 〘 名詞 〙 製糸の時に生じた品質の悪い繊維を集めて、その水分をとり除き、乾燥させたもの。繭の外部とさなぎとが接している部分は、生糸として不適当であるため、別に繰り出して乾燥させ、熨斗糸(のしいと)、絹糸紡績などの原料として用いる。屑絹(くずぎぬ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android