生禅(読み)ナマゼン

デジタル大辞泉 「生禅」の意味・読み・例文・類語

なま‐ぜん【生禅】

禅を学び、なまかじりなのに自分では悟った気になっていること。野狐禅やこぜん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「生禅」の意味・読み・例文・類語

なま‐ぜん【生禅】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「なま」は接頭語 ) なま悟りの禅。ひとり合点の中途はんぱな禅。野狐禅(やこぜん)
    1. [初出の実例]「ごすの茶碗を売に出さるる〈芭蕉〉 なま禅の二階を居間にとぢこもり〈沾圃〉」(出典:俳諧・続深川集(1791))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む