生肉(読み)セイニク

デジタル大辞泉 「生肉」の意味・読み・例文・類語

せい‐にく【生肉】

食用の、なまの肉。新鮮な肉。

なま‐にく【生肉】

火を通していない、なまの肉。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「生肉」の意味・読み・例文・類語

しょう‐にく シャウ‥【生肉】

〘名〙 火の通っていないなまの肉。なまにく。また、新鮮な肉。せいにく。
※子孫鑑(1667か)上「幼少なる子共に、いろいろのくゎし・生肉(シャウニク)をたくさんに用(もちゆる)は、よからぬ事也」 〔韓非子‐外儲説右上〕

なま‐にく【生肉】

〘名〙 なまのままの肉。煮たり焼いたりなどしていない肉。〔文明本節用集(室町中)〕
恋人たちの森(1961)〈森茉莉〉「病犬の前に生肉(ナマニク)を振り廻すやうな残酷さを」

せい‐にく【生肉】

〘名〙 なまの肉。新鮮な肉。
安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉初「あのうナ生肉(セイニク)をナ一斤ばかり持参いたすンで」 〔漢書‐東方朔伝〕

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